ついこの前、こんなツイートしました。
趣味はガーデニングですが、特にキンリョウヘンという蘭の栽培をしています。大小いろいろな植木鉢で15~20株ぐらい育ててます。プロほどでは無いですが、経験はかれこれ10年ぐらい。好きこそ物の上手なれといいますが、ここまで長く続くとは思ってもいませんでした。来年も咲きますように🥰
— ウエっち(*‘∀‘) (@ue_ohisama) May 8, 2020
今回は引き込まれて、かれこれ10年も
栽培を続けているキンリョウヘンについて
簡単にまとめてみました。
目次
キンリョウヘンとは?
- 西洋ランと東洋ラン
- いつ頃 日本に?
- なぜ人気?
- ウエっちが知ったきっかけは?
キンリョウヘン (金稜辺)
(学名:Cymbidium floribundum)
ざっくり説明すると、中国雲南省周辺を原産とする東洋ラン。
皆さんが思い浮かべるランの多くは
西洋ランだと思います。
今回、説明するキンリョウヘンは
東洋ランです。
東洋ランと西洋ラン
その違いは生息地になります。
東洋ランは 中国、台湾、日本その周辺を含む地域が生息地
西洋ランは 上記以外
つまり、インドネシアやフィリピンなどの
東南アジアも分類では西洋ランになるんです。
西洋ランのカトレア
いつ頃 日本に?
いつごろ日本にやってきたかと言うと、
日本には1500年までに
輸入されたみたいです。
輸入というよりも渡来してきた、
といった方がニュアンスとしては
あってるかもしれません。
ちなみに、
日本では、1490年:銀閣が完成。
世界では、1492年:コロンブスがアメリカを発見。
この時ぐらいには日本に入ってきたみたいですね。
なぜ人気?
日本では明治・大正時代にブーム
になりました。
花と言えば皆さん何を思い浮かべますか?
桜、バラ、ひまわり、チューリップ…
匂いが良かったり 色が綺麗だったり
見た目が華やかだったり
いろいろ思い浮かべると思います。
どちらかというとキンリョウヘンは
あまり目立たないんです…。
色も華やかで無いし、香りも少ない、
![](https://ue-ohisama.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG00012_HDR-225x300.jpg)
では、なぜ
日本でブームになったのか?
それは花だけでなく、花の付き方や
葉っぱの形に人気があったんです。
葉の形であったり、葉の模様の入り方、
花の付き方や、微妙な色の違い
様々な品種が作られたんです。
その数は30種類以上。
これだけの品種があるという事は
日本で一大ブームだったといっても
良いのではないでしょうか?
つつましく、控えめで、おしとやか
そのようなな性格の日本人にとって
ピッタリの趣味だったんでしょうね。
知ったきっかけ
キンリョウヘンを知ったきっかけは
大学の授業で『こんな植物あるよ』
って教授に紹介してもらったんですよね。
『むかし日本で流行ったから、
お家にもあるかもしれないよ
一度、お家の人に聞いてごらん(笑)』
みたいに言われて、調べてみたんです。
それで、PCでキンリョウヘンって
どんなんだろうと調べた所…
( ,,`・ω・´)ンンン?
これ見たことあるぞ!!
となりました。
両親に聞いても
それっぽいのはあるけど
キンリョウヘンかどうかは
分からなかったです(笑)
いくつか植木鉢に植え替えて
教授に確認してもらったら
キンリョウヘンだったという話です(笑)
むかし流行したものが
意外にも実家にあった!!
そんな驚きの出会いから
キンリョウヘンの栽培が
スタートしました。
もしかしたら、あなたのお庭にも
キンリョウヘンがあるかもしれません。
一度確認してみてはいかがでしょう(笑)
この続きは、次回のお楽しみに。
綺麗に咲いたキンリョウヘン